エアインディアは、貨物専用エアラインの設立を検討していることがわかりました。
タタグループの資金力を背景に、機材増強などを進める同社は、更なる事業拡大の戦略の一環として貨物エアラインを設立し、貨物事業の強化を検討している模様です。
既に旅客機の貨物室を使用して貨物を輸送している同社ですが、今後は旅客便のダイヤに左右されず、貨物の需要が高いダイヤに運航できるようにし、貨物事業をエアインディアの主力事業へと成長させたい考えとみられ、仮に貨物専用機の導入となればどのような機種を導入するのかも注目となります。
今後ビスタラを吸収合併させるなど、インドの人口を背景に今後も同社の事業規模は拡大する見通しで、長期的には世界的に規模が大きいメガエアラインに成長する見通しです。Photo : Air India