大韓航空とアシアナ航空は、統合を見据え、早ければ2025年にも客室乗務員の交換乗務を開始することを検討していることがわかりました。
現地紙によれば、今後の統合を見据えて人材交流を加速させるとしており、各社の従業員の多くを占める客室乗務員においては、2025年にも交換乗務を開始することを検討しているとしています。
この交換乗務により、統合時にスムーズに移行できることが期待されるほか、A350やB787などの片方の会社しか保有していな機種の経験を積むことができるメリットがあると考えられます。
現在両社の統合審査においては、残るはアメリカ当局の審査のみとなっており、現状では10月末にも審査を通過するとの見方が強く、最終局面の状況となります。
なお両社は乗務員交換プログラムは実施した過去があり、大韓航空は中国南方航空と、アシアナ航空はANAと実施したことがあります。 Photo:Korean Air