フィリピン航空は、新千歳空港の人員不足問題が解決次第、路線再開を検討することがわかりました。
同社幹部のCarlos Luis Fernandez氏は、今年は新路線の拡大は考えておらず、当初計画していた札幌/新千歳~マニラ線の運航再開は延期するとしました。
この延期は、日本側の問題によるものとし、昨年から地上ハンドリング会社と交渉を行っているものの、人材不足により契約に至っていないとし、近い将来この問題が解決されることを望むとしています。またこの問題が解決されれば同路線の再開を検討するとしており、日本側の受け入れ体制が整えば、路線再開が期待されます。
なお新千歳空港においては、地上スタッフの不足や燃料不足問題により、多くの外航が就航を延期するなどしており、早急な問題解決が望まれています。Photo : Airbus