パリオリンピックが閉幕し、各国の代表団は帰国の途についていますが、台湾がメダリストらを乗せたエバー航空機を台湾空軍のF-16戦闘機でエスコートするという演出が粋であると多くの注目集めました。
この演出は、頼清徳総統の指示によるものであったことが明らかになっており、空軍に対し傑出した成績と国に栄光をもたらしたことに感謝の意を表明するよう指示し、3機のF-16戦闘機を派遣させました。また空軍は国民に対し「戦闘機の轟音が聞えるか? そう、これは我々の英雄たちを称えるための朝の呼びかけです」と声明を出しました。
— sky-budgetスカイバジェット (@skybudget) August 13, 2024
この指示を受け空軍機は、現地時間2024年8月13日早朝、代表団を乗せたBR88便(機材:B777-300ER)が台湾の防空識別圏に入ったことを確認し、同機に並走する形で飛行し、祝砲代わりのフレアを放出して機内の代表団に感謝の意を伝えました。
機内の選手団からは歓声が上がり、多くの選手が感動したとのコメントを残し、粋な演出は多くの人が感動を分かち合うことができる演出となりました。
今回のオリンピックでは、日本選手団も大いに活躍し、多くの国民が感動を与えてもらったことから、今後日本でもこのような演出があってもいいのではと筆者は感じています。Photo : 國防部 Ministry of National Defense, R.O.C.