ターキッシュエアラインズは、A321XLRについて採算性や実現可能性などを多角的に調査・分析するフィジビリティスタディを実施していることが明らかになりました。
これは同社のAhmet Bolat会長がA321XLRについて言及したものとなり「現在A321LRおよびA321XLRを使用するためのフィージビリティスタディを行っています。しかし、長距離路線や大西洋路線では主にワイドボディ機を使用していおり、現行機により、ほとんどの目的地に簡単に就航することができます」と述べています。
現在のところ同型機の導入に積極的とはとれないコメントとなりますが、調査を行い否定もしていないことや、今後就航地を拡大する方針であることから導入の余地はあるとの見方できます。
また同社は、初期不良によるトラブル回避を目的として新型機を導入しないエアラインとして知られており、今後同型機を導入する可能性があるとすれば、一定のデータが収集できてからとみられます。Photo : Turkish Airlines
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