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アメリカ連邦航空局、約30年にわたり矛盾が生じていた機内の「禁煙ランプ」の規則の改定を発表

 アメリカ連邦航空局(FAA)は、約30年にわたり矛盾が生じていた機内の「禁煙ランプ」の規則の改定を発表しました。

 現在も航空機内での喫煙は全面禁止となっていますが、FAAの規則においては、点灯と消灯が可能な禁煙ランプの設置を義務付けていましたが、これを常時点灯できるように規則を改定します。

 この規則においては、常時全面禁煙という規則がある中で、消灯する必要が無い禁煙ランプがオンオフができるようにすることを義務付けていたことから、長年の矛盾となっていましたが、ようやく現代に則した規則への変更となります。

 この改定の経緯は、今年はじめにユナイテッド航空のA321neoの機体において、同ランプが消灯できない事象が発生し、運航を一時停止したトラブルを受けたものとなり、これに早急に対応したものとなります。Photo : Airbus

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