香港航空は、中古のB787型機を導入してアメリカ路線に再進出する計画であることがわかりました。
これはBloombergのインタビューに応じた同社CEOが明らかにしたもので、中古のB787型機を最大3機導入し、2025年にも北米路線に再進出することを検討しているとし、候補の都市はバンクーバー、トロント、ロサンゼルス、シアトルであるとしました。
同社は、経営状況の悪化により、2019年には長距離路線から撤退した過去がありますが、再度長距離路線に進出することで競争が激しい太平洋路線で利益をあげられるのか注目です。
この事業計画の背景には、米中間の直行便の不足があるとみられており、現在米中間のアメリカ路線不足により、日本エアラインもトランジット客の流入で恩恵を得ている状況ですが、今回の香港航空の計画により、太平洋路線は更に競争が激しくなっていくものと予想されます。Photo : Hongkong Airlines