エバー航空は、アジアのエアラインとして初めてサメの肌の微細構造を模倣した表面フィルムであるAeroSHARKを採用し、B777Fに装着させました。
約50マイクロメートルのリブレットで構成される表面構造を採用しているAeroSHARKは、サメの皮の特性を模倣しているため、航空機の流れに関連する部分の空気抵抗を最適化することで、摩擦抵抗が大幅に減少し、燃料消費量とそれに伴う排出量が約1%削減されることが期待されます。
Photo : Luftnasa Tecknik
今回エバー航空は、9機のB777Fに装着させることを決定しており、今回ルフトハンザテクニックの指導の下、B-16786に装着が実施されました。
今後同機は、9月からの運航便に投入が予定されており、他のB777については2027年までに装着の完了を予定しています。