国土交通省航空局は、2025年度予算の概算要求を公表し、羽田空港の事業内容と要求額の詳細が明らかになっています。
【羽田空港】要求額:670億円
羽田空港においては、空港機能の拡充や防災・減災対策等に資する取組を進めています。令和7年度は、アクセス利便性向上を図るため、京急空港線引上線及びJR東日本羽田空港アクセス線の鉄道基盤施設を整備するほか、人工地盤の整備、旧整備場地区の再編整備、地上支援車両レベル4相当自動運転の実装のための整備等を実施します。なおこの人口地盤の整備は、将来的なターミナル接続を想定したものとみられています。
また、引き続き地震発生後も航空ネットワークの機能低下を最小限にとどめるための滑走路等の耐震性の強化及び防災・減災に向けた護岸等の整備を推進するとともに、航空機の安全な運航を確保するための基本施設や航空保安施設等の更新・改良等を実施する計画です。
Photo : 国土交通省
【空港機能の拡充】空港アクセス鉄道の整備、人工地盤の整備、旧整備場地区の再編整備、レベル4相当自動運転実装のための整備等
【防災・減災対策等】滑走路等の耐震性の強化、護岸等の整備、基本施設等の更新・改良等