日本の新エアラインとして就航の準備を進めるているジェイキャスは、就航予定時期を2026年春に延期したことがわかりました。
これは山陰中央新報が報じたもので、2025年4月としていた計画を後ろ倒しし、約1年遅れの2026年に春にするものとなります。
先日同社は、ATR72-600型機をシンガポールのリース会社のAvation PLCより1機をリース導入する意向書に署名し、2025年末の受領を予定していることを明らかにしたことから、就航開始時期が遅れることが決定的でしたが、具体的な時期が明らかになった格好です。
現時点で初年度は1機の航空機と2路線でスタートする予定ですが、その後の5年間で航空機を7機に、ネットワークを16路線に拡大するという野心的な計画を立てていることがわかっており、最初の路線は関西~富山・米子線となることが公表されています。
現在新規就航を目指す国内エアラインは、同社のほかにフィールエアもあり、両社ともに就航準備に時間を要している状況となっています。Photo : JCAS