タイの新興エアラインのリアリークール航空は、日本路線の定期便開設予定時期を2025年春頃に延期したことがわかりました。
これは同社のPatee Sarasin CEOが明らかにしたもので、世界的な機材不足の影響を受け、機材調達が遅れているとし、現時点で初号機は2024年11月の受領を予定してるとしました。なお既にA330ファミリーの2機のリース契約を締結したとしています。
また受領後は、日本へのチャーター便を運航する予定とし、数ヶ月で運航体制を整えて、2025年の第1四半期か第2四半期に定期便を開始する計画であるとしました。
これまでの情報では、最初の路線は東京/成田~バンコク/スワンナプーム線となる予定となっており、その後関西国際空港、中部国際空港、新千歳空港への乗り入れを計画しています。
タイの振興エアラインにおいては、今後エアタイランドも乗り入れを計画しており、日本~タイ間の競争は更に激しくなっていくものと予想されます。Photo : Really Cool Airlines