FSC 航空ニュース

エアインディアによるビスタラの統合日は2024年11月12日に決定 9月3日以降はビスタラ便での発券は不可に

 エアインディアによるビスタラの統合日は2024年11月12日に決定しました。

 この決定により、ビスタラのフライト便は「UK」から「AI」へと移行し、フライト予約もエアインディアの予約システムに移行し、これにより2つの航空会社の合併が完了します。

 また9月3日以降は、11月12日以降のビスタラ便の予約は不可となりますが、2024年11月11日までは通常通り予約を受けます。

 この合併計画では、エアインディアがビスタラを吸収合併することになり、ビスタラの保有機材とネットワークをエアインディアに移管するものとなります。合併後のエアインディアへの出資比率はタタグループ73.8%、シンガポール航空が25.1%、SBICAP Trustee Co.が1.52%となります。(現在はビスタラは、タタグループが51%、シンガポール航空が49%の株式を所有) 

 またビスタラは以前まで羽田空港に乗り入れ、エアインディアは成田空港に就航していますが、統合後はエアインディアの日本路線のオペレーションについても注目してきたいポイントとなります。Photo : VIstara

エアインディアがビスタラを吸収合併 羽田空港のスロットはエアインディアが使用へ

エアインディア、機材の大量発注に続き人員を大量採用 当面は毎月500名の客室乗務員と50名のパイロットを採用

エアインディア、貨物専用エアラインの設立を検討