ヨーロッパ第2位のエアライングループのルフトハンザグループは、以前から国営のTAPポルトガル航空の民営化に際し関心を寄せていることがわかっていましたが、間もなく大きな動きがありそうです。
現地紙などによれば、数日内にルフトハンザグループのCarsten Spohr CEOがリスボンへ移動し、ポルトガル政府と会談を行う見込みであるとしています。
またEUの競争規制当局の承認が不要となるラインでの株式取得に留める見込みとし、その規模は19.9%の株式取得となり、推定評価額は1億8000万ユーロから2億ユーロになる見込みとしています。
同社をめぐっては、IAGグループ、エールフランスKLMグループも関心を寄せており、ITAエアウェイズに次ぐ大きな買収事案として、各グループの活動は激しくなっていくことが予想されます。Photo : Airbus
IAGグループ、エアヨーロッパの買収計画の承認に向けて最大40%の運航スロットを譲渡へ TAPポルトガル航空の取得にも意欲