スカンジナビア航空(SAS)は、スターアライアンスから脱退しスカイチームへ加盟する手続きを完了させ、2024年9月1日に正式にスカイチームに加盟しました。
スカイチームの主要メンバーであるエールフランスKLMグループは、事実上の経営破綻に陥ったSASの再建に向けてSASの株式19.9%を取得し、投資ファンドのキャッスルレイクとデンマーク政府とのコンソーシアムにより、SASに11億7,500万ドルを投資したことから、同社はアライアンスをスカイチームへ変更します。
It’s official: @SAS has joined the alliance! Together, we’re unlocking a world of new travel opportunities 🌍✈️#SkyTeam #FlySAS #Travel pic.twitter.com/XrjQNSVgAC
— SkyTeam (@skyteam) September 1, 2024
今回の正式加盟に際し同社は「 SASのお客様は、スカイチームの広範なグローバルネットワークの1,060を超える目的地へのシームレスな接続の恩恵を受け、特にアフリカ、ラテンアメリカ、カリブ海などの地域で新しい機会が開かれます」とコメントし、今後はスカイチームメンバーとのさらなる提携の可能性があるとしました。
また同社CEOは「スカイチームへの加盟は、当社のグローバルネットワークと志を同じくする航空会社との連携を強化する新しい時代の始まりです。この提携により、当社の乗客にさらなる価値を提供し、世界の航空市場における当社の地位を強化することができます。」と述べています。Photo : SAS