ルフトハンザグループのスイスインターナショナルエアラインズは、新しく導入したファーストクラスの座席重量が重すぎるため、後部に調整プレートを設置することがわかりました。
近年導入されているファーストクラスおよびビジネスクラスにおいては、乗客のプライバシーを確保するための設備が増えたことなどにより座席重量が増加している一方で、エコノミークラスは軽量化が進んでいることなどが影響し、機体のバランスを調整する必要が生じたとしています。
この問題に対処するため、同社は機体後部に調整プレートを設置する計画としており、このプレートの設置により機体のバランスを調整しますが、当然ながら機体重量は増加することになります。
なお実装される機体はA330-300型機となり、このプレートは乗客からは見えない場所に設置される予定としています。Photo : SWISS