アメリカ連邦航空局(FAA)は、ユナイテッド航空の特別監査をほぼ完了させたことがわかりました。
これはFAAのMike Whitaker長官が明らかにしたもので、この監査はほぼ完了したとし、間もなくユナイテッド航空が正常の運営に戻ることを示唆しました。
同社においては、立て続けに重大なトラブルを発生させたことから、事実上の制裁として各承認手続きや新路線の開設などを認めない措置が講じられていました。この影響を受け、東京/成田~セブ線は就航が延期となっていましたが、今回の長官の発言を受け、予定通り10月末から就航に至ることが予想されています。
なお同社のScott Kirby CEOは、調査の結果いずれの重大トラブルも関連があるものではなかったとし、整備体制などに欠陥があったわけでないと主張しており、FAAも同様の見解であるとみられています。Photo : United Airlines