カンタス航空は、東京/成田~メルボルン・ブリスベン線を羽田空港に移管する計画であることがわかりました。
この動きは、ヴァージンオーストラリア航空が2024年2月24日に羽田空港から撤退する決定を受けたものとなり、翌日よりオーストラリアの航空会社がデイリー運航で新路線を開設することが可能になることから、現在当局が路線の申請を受け付けています。
現在カンタス航空は、週14往復分のスロットを保有し東京/羽田~シドニー線をダブルデイリーで運航していますが、1スロット獲得後(週21往復)は、路線の再編を行うとし、東京/羽田~シドニー・ブリスベン・メルボルン線をそれぞれデイリー運航する計画であることを明らかにしています。
現在までに成田空港路線についての言及はないものの、以下の通り便名が同じであることから、東京/成田~メルボルン・ブリスベン線は羽田空港に移管されることが予想されます。
また東京/羽田~シドニー線は減便となるとみられ、今後この路線が成田空港に移管されるのかが注目となりますが、状況を考えると可能性は高いとは言えず、今後同社は成田空港から完全に撤退する可能性もあります。Photo : Qantas
【注目】オーストラリア当局、ヴァージンオーストラリア航空撤退の羽田スロットを2024年10月10日までに再割り当て カンタス航空が有力