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ルフトハンザドイツ航空、2025年夏を目途にA340-600型機を退役させる方針

 ルフトハンザドイツ航空は、2025年夏を目途にA340-600型機を退役させる方針であることがわかりました。

 これは同社のCarsten Spohr CEOが社内向けの文書で通知したものとして現地紙が報じているものとなり、現時点でA340-600型は2025年夏の運用を最後に退役する予定としています。

 同社は今年8月に2028年までにA340−300型機、A340-600型機、A330-200型機、B747-400型機の4機種を退役させる計画であることを明らかにし、具体的な退役時期についての言及はありませんでしたが、まずはA340-600型機の退役時期が判明した形となります。

 コロナ禍において同社は、保有する全てのA340-600型機を退役させる方針を示していましたが、航空需要が回復しファーストクラスの需要も見込めることから、この需要に対応するため同クラスを搭載している同型機の復帰を決めました。現在もミュンヘンをベースに運用していますが、新機材の受領と共に間もなく表舞台から去ることになります。Photo : Lufthansa

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