FSC 航空ニュース

エアドゥとソラシドエア、整備機能を集約しコスト削減



 株式会社リージョナルプラスウイングスは、
2024926日付けで、国土交通大臣より航空法第20条の規定に基づく「認定事業場」の認可を受け、101日より、グループ会社であるエアドゥおよびソラシドエアの整備業務の管理を受託することを発表しました。

 エアドゥとソラシドエアは、整備作業の他、その品質管理、技術管理、生産管理などの管理業務までを一括してリージョナルプラスウイングスへ委託し、同社は両社に代わって整備プログラムや整備の基準を整備マニュアルとして自ら定め整備作業を実施します。

 
 今回の目的は、整備業務の開始によって、これまでエアドゥとソラシドエアが各社で保有していた整備機能を当社に集約することにより、経営資源の効率化による経営基盤の強化はもとより、各社の知見や技術の集約により整備品質の更なる向上を図り、両社のお客様へ「安全」、「定時性」、「快適性」などの一層の付加価値が提供できることとなるためとしています。

 
■整備業務によってグループとして目指す効果

両社の知見や技術の集約による安全・品質保証体制の維持・向上

両社にとって合理的な整備体制の構築に向けた、機能集約による効率化

生産性向上によるコストの低減

エアライングループにおける整備系人財の育成推進
 
 なお整備士のデザインコンセプト「結束」の新制服も発表しており、両社のそれぞれで培ってきた航空機整備の知識・技量を一つに“結束”することで、グループエアラインのオペレーション堅持に貢献するという想いをもって本デザインを選択しています。

Photo : リージョナルプラスウイングス

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