アメリカの大手LCCのスピリット航空は、ジェットブルーとの統合失敗を受けチャプター11を申請する可能性があることがわかりました。
WSJによれば、同社は日本の民事再生法に相当するチャプター11を申請することを視野に債券保有者とその条件について協議を開始したとしており、今後事実上の経営破綻に陥る可能性があります。
同社をめぐっては、経営難からの脱却に向け、フロンティア航空との統合計画しましたが、その後これを取り止め、てジェットブルーとの統合を計画しましたが、これに反対した司法省との訴訟で、裁判所は司法省を支持し、統合失敗となり現在に至っています。
現在同社は約200機を保有する規模のエアラインとなっており、仮にチャプター11の申請となれば、多方面へ影響が及ぶことが予想されます。Photo : Sptit Airlines