デルタ航空のジェフ・ムーモー(Jeff Moomaw)アジア太平洋地区担当副社長は、韓国紙のインタビューにおいて、大韓航空とのJVおよび仁川空港の機能効果により、今後も需要を取り込むことに自信を示しています。
デルタ航空は、アジアの拠点となる空港を東京からソウルの仁川空港に変更しましたが、これについて同副社長は「これまでアメリカからのアジアの航空需要においては、60%しか対応できなかったものが、仁川空港にハブを移転したことで100%取り込めるようになった。日本は変わらずデルタ航空にとって重要な地域であるが、乗り継ぎ面を考慮すると、仁川空港が選ばれるのは明白である」とコメントしました。
またこのように需要に対応できるのは、大韓航空とのJVの効果によるものとし、今後アシアナ航空との合併により更に成長できると自信を示しています。
今後日本においては、成田空港を拡張することで首都圏の航空需要に対応する計画ですが、今後エアラインに選ばれるような空港機能を有することが求められることになります。Photo : DELTA