デルタ航空のEd Bastian CEOは、アトランタで開かれたイベントにて、大韓航空とアシアナ航空の統合はジャックポットを当てたようなものと表現したと韓国の증권일보が報じました。
同CEOはこの統合は、デルタ航空と大韓航空の大きな助けになるとし、今月にもアメリカの承認を得られることに期待を示しました。
大韓航空は、アシアナ航空との統合により、市場環境の調整で各国の一部スロットを手放すことになりますが、最終的には現状の規模から35%~50%拡大することが見込まれており、JVを行っているデルタ航空にも好影響を及ぼすことが予想され、スカイチームは仁川空港をアジアのハブとしての地位を確固たるものとします。
またデルタ航空は、2025年6月にソルトレイクシティ〜ソウル/仁川線を開設することを予定しており、アジアハブにおいてデルタ航空と大韓航空を有するスカイチームは、ANAとユナイテッド航空のスターアライアンス、JALとアメリカン航空のワンワールドを大きく上回るネットワークを構築しています。Photo : DELTA