現地時間2024年10月7日、ターキッシュエアラインズのシアトル発イスタンブール行きのTK204便の運航を担当したパイロットが飛行中に死亡するトラブルが発生しました。
死亡したのは、同便の機長として乗務していた59歳のパイロットで、カナダ上空に差し掛かったところで気を失い、ニューヨーク/JFKに緊急着陸しましたが、死亡が確認されました。なお同便には機長のほか、2名のパイロットが乗務していたことから、大きな混乱もなく緊急着陸が行えた模様です。
死亡した同機長は、今年3月にトルコ航空当局が指定する医療機関において航空身体検査を合格しており、現時点で同便への乗務に問題はなかったとみられます。
将来的にパイロットのワンマン運航が提案されていますが、完全に防ぎきれないこのような問題にどのように対処していくのかも重要な課題となりそうです。Photo : Turkish Airlines