ボーイングは、貨物機のB767Fの生産プログラムを終了する決定に至ったことを発表しました。
同社は、現在大規模ストライキの真っ只中で困難な状況が続いていますが、これに伴い、会社を立て直すには厳しい決断が必要であり、競争力を維持するために、構造的な変更を行わなければならないとし、その一環としてB767Fの生産終了を決定したとしています。
そして多くの取り組みに手を広げると、成果が上がらず、投資も不十分になることが多いため、中核となる分野での成果と革新にリソースを集中させる計画としています。
なお受注済みのB767Fについては、製造を継続し納入を行うとしており、現在のところ2027年に生産プログラムが終了する予定としています。Photo : Boeing