FSC 機材 航空ニュース

チャイナエアライン、B777-300ERの後続機としてB777XまたはA350-1000型機の導入を検討 政治的な圧力は無し

 チャイナエアラインは、B777-300ERの後続機としてB777XまたはA350-1000型機の導入を検討していますが、この選定において政治的な圧力は存在しないと同社会長は明らかにしています。

 これはReutersが報じたもので、同社会長はB777-300ERの後続機としてB777XまたはA350-1000を導入する予定とし、現在もその選定を行っている段階としました。またこの選定において政治的な圧力は存在するのかとの問いに対して、「ない」と答えました。

 ただチャイナエアラインの大株主でもある台湾政府の意向は、少なからず影響するとの見方が強くなっており、現在中国からの圧力を受ける台湾は、アメリカの支援が必要不可欠であることから、B777Xが選定される可能性が高いと考えられています。なお発注規模は約10機程になるとみられています。

 現在B777Xにおいては、開発遅延が続いている状況となっていることから、今後このような状況下でも発注を行うのか注目です。Photo : Boeing

チャイナエアライン、2024年12月13日より札幌/新千歳~台北/桃園線を期間増便

チャイナエアライン、2024年10月28日より沖縄/那覇~台北/桃園線を増便しダブルデイリー化

ボーイング、B777Xの納入が2026年まで遅延することを正式発表 当初予定から6年遅れ