カンタス航空は、シドニー~ソウル/仁川線を2025年6月14日の運航をもって運休する計画であることがわかりました。
同社は、2022年12月に本路線を開設したことから、約2年半で運休することになりますが、これに伴い傘下ジェットスターが本路線を増便し、事実上ジェットスターに完全に路線移管する形をとり、カンタス航空は韓国市場から一時撤退することになります。
今回の決定は、本路線においてはレジャー需要が強いことから、その需要を取り込めるジェットスターに路線を1本化し、カンタス航空は需要が見込まれる他路線へ機材を再配置する目的によるもので、グループの強みを活かした戦略としています。
なお現在本路線においては、カンタス航空、ジェットスター、大韓航空、アシアナ航空、ティーウェイ航空の5社が競合しています。Photo : Qantas
オーストラリア当局、カンタス航空に羽田空港のスロットを追加付与することを正式決定 羽田発着は3路線に拡大し成田発着ではシドニー線を開設