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ラタム航空グループ、最大15機の787-9型機を購入する契約をボーイングと締結 2030年までに787の保有数は52機に

 ラタム航空グループは、最大15機の787-9型機を購入する契約をボーイングと締結した事を発表しました。

 契約の詳細は、787-9型機を10機確定発注し、5機のオプション権を有するものとなり、今後最大15機の同型機の導入が予定されています。

 現在同グループは、787-8と787-9を37機運航しており、今回の最新発注を含め、2030年までにドリームライナーを52機に増やす予定です。また787の追加導入により、今後予定されているオーストラリアのシドニーへの直行便を含む新路線を開設することが可能となります。

 今回の発注に伴い同グループのRamiro Alfonsín CFOは「787は非常に燃費性能が優れた航空機であり、事業の成長を推進すると共に二酸化炭素排出量を削減し成長を続けることを可能にします。今回の発注により、2025年から2020年代末まで毎年少なくとも2機のこのモデルの航空機を受け取ることができます」と述べています。Photo : LATAM

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