ガルーダインドネシア航空は、エアバスに発注している計4機のA330-800neoの発注を取り消す方針であることがわかりました。
現地紙などによれば、エアバスへの直接発注を取り消し、現在はリースでの導入を検討しているとしています。なおこのキャンセルについては、2022年に同社CFOが債権者保護手続き(PKPU)の一部として計画していることを明らかにしていました。
当初の計画では、2027年から2030年にかけて受領を予定していましたが、今後はこれがリースとして導入する可能性があるのかが注目のポイントです。
なお導入予定であったA330neoは、A330とA350の技術を融合させた新世代の航空機で、ロールスロイストレント7000エンジンを搭載し従来の競合機種に比べ1座席あたり25%の燃費向上を実現しています。このシリーズではA330-800neoとA330-900neoが存在しますが、圧倒的にA330-900neoが受注を獲得しており、短胴型となるA330-800neoは、4社のみの発注で不人気機種となっています。Photo : Airbus