2025年に就航を予定している注目のリヤド航空は、A321neoを60機購入する契約をエアバスと締結したことを発表しました。
既にワイドボディ機においては、B787-9型機を最大72機購入する契約をボーイングと締結済みで、ナローボディ機においても737MAXまたはA321neoのどちらかを選定する作業が進んでいることがわかっていましたが、エアバス機が選定されました。
Photo : Riyadh Air
これまでの情報では、ナローボディ機においてもボーイング機が選定される見込みとされていましたが、最終的にはA321neoが選定され、熾烈な争いの中、このサイズの機体ではエアバスが勝利を収めた形です。
今回の発表に伴い同社のTony Douglas, CEOは「この発注により、航空業界の経済成長を支援できるだけでなく、リヤド航空が業界で最も持続可能な機種の1つを運用し、サウジアラビアのネットゼロ排出目標達成に貢献できるようになります。この契約は、サウジアラビアの新エアラインが世界規模と地域規模の両方で与える経済効果を強力に強化し、急成長している地元の航空エコシステムの促進に役立ちます。 」と述べて居ます。
同社は潤沢な資金を背景に急速に事業を拡大し2030年までに東京を含む100都市に就航する計画を示し、近隣国のエアラインに肩を並べる存在にまで成長する計画としており、今後注目のエアラインとなります。