中国国際航空は、中国国産航空機メーカーのCOMACが開発を予定する初のワイドボディ機のC929の購入意向を表明しました。
同社は声明で「フラッグキャリアである中国国際航空は、中国が独自に開発したワイドボディ機を導入することが当社の責任である」とし、同型機のローンチカスタマーになることを表明し、COMACと購入意向書を締結したことを明らかにしています。
Photo : COMAC
C929は、当初ロシアとの共同開発が予定されていましたが、その後ロシアが開発から離脱したことを受け、COMAC独自の開発プログラムへと変更されています。
現在のところ初飛行は2030年を予定し、座席数は280席、航続距離は1万2000キロとなる機材になる見込みで、今後ワイドボディ機市場においてもエアバスとボーイングと競合することになります。