ルフトハンザドイツ航空は、2025年夏スケジュール内にA340-600型機を退役させることが確定的です。
これまでに内部情報として現地紙が同社がA340-600型機に2025年の夏頃を目処に同型機を退役させるとの情報を報じていましたが、今回同社のスポークスマンが2025-2026年冬スケジュールでは同型機の運航を予定していなことを明らかにしたことから、同型機の退役が確定的なものとなりました。
現在同社は、17機のA340-600型機を保有していますが、7機は保管状態となっており、今後も同型機による運航を徐々に減らしていく計画です。
先日発表された同社の四半期決算においては、業績が悪化していることから、同社は変革プログラムを策定しており、今後燃費性能が最新鋭機に劣る機種は優先的に更新対象となっていく見込みです。
シャープなボディに4つのエンジンを備える同型機は、その美しい姿から多くの航空ファンに愛され続けていますが、最新鋭機の登場に伴い世界的に退役が進んでおり、日本にも飛来していたルフトハンザのA340-600型機は間もなく姿を消すことになりそうです。Photo : Lufthansa