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COMAC、ARJ21をC909にリブランド 今後はC909・C919・C929の3機種を販売

 中国の航空機メーカーのCOMAC(中国商用飛機有限責任公司)は、ARJ21をC909にリブランドすることを発表しました。

 ARJ21は約100席クラスのリージョナル路線向けの航空機で、COMACが最初に開発した旅客ジェット機となりますが、今後はC909にリブランドし、Cシリーズに統一します。


Photo : COMAC

 これにより、エアバスのA220に相当するリージョナルジェット機はC909、A320に相当する180席クラスはC919、A330に相当するワイドボディ機はC929で販売されることになります。

 現在COMACは初のワイドボディ機となるC929の開発に着手しており、政府の支援もあり徐々にエアバスとボーイングに対抗する力をつけつつあります。

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