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リヤド航空CEO、当面はアライアンスに加盟しない方針「アライアンスはかなり前に最盛期を迎えた」とし連合の衰退を指摘

 2025年の就航を目指し、現在世界から注目を集めるリヤド航空ですが、当面はアライアンスに加盟しない方針であることがわかりました。

 これは同社のTony Douglas CEOが海外紙のインタビューで明らかにしたもので、アライアンスへの加盟の可能性を問われた同CEOは「近い将来はその可能性はない。ただ永久ではない」とし、加盟への可能性は残しながらも、現時点でアライアンスへの加盟は考えていないことを明らかにしています。

 また現在のアライアンスについても見解を述べており、現在のアライアンスはかなり前に最盛期を迎えているとし、現在のアライアンスの構造は三層から構成され、中心に核となる3~4社が存在し、その次に中間層、そして外側の層があり、ゲームチェンジャーの立場を目指すリヤド航空にとっては、加盟したとしてもその外側の層からスタートしなければならず、大きな存在を示すことができないとしています。なお過去にはデルタ航空CEOは、スカイチームが失敗であったと発言したこともあります。

 このようなことから、主要地域で緊密な協力関係を築くオールスターパートナー戦略を追求することにしたとしています。今後東京/成田~リヤド線に就航を予定し急速に事業を拡大する同社ですが、新興エアラインながら業界の台風の目となれるのか世界から注目が集まります。

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