先日JALグループは、2025年にもリージョナルジェット機の更新機材を発注する見通しであることがわかりましたが、現時点でエンブラエル機が最有力との見方が強まっています。
同社の斎藤祐二CFOは、2025年にもリージョナルジェット機の発注を予定し、2028年度からの受領を想定しているとしましたが、これは100席クラスの機材を指しているものと考えられており、有識者もこのセグメントでは事実上エンブラエル機しか選択肢がないことから、エンブラエル機を発注するとの見方をしています。
これにより、E-Jet「E2」が最有力の機材と考えられており、E175-E2、E190-E2をどのようなバランスで発注するのかが注目ポイントとなりそうです。
なおA220-100も選択肢の一つとなりますが、1クラス仕様で120席を超えることから可能性は低いとみられているほか、可能性を考えるとすると海外エアラインで採用されているようなC12,Y97のような構成にすることが考えられます。
同社幹部のRoss Leggett氏は、2022年に既存のエンブラエル機の更新機材としてA220とエンブラエルE2型を検討していることを明らかにしていたことから、いずれにせよこのどちらかが間もなく選定され発表されることになり注目が集まります。Photo : JAL