ジェイキャスエアウェイズは、シンガポールに本社を置く民間旅客機リース会社Avation PLCと、世界最大手のリージョナル航空機メーカーATRが提供するATR72-600型機について、12年間のリース契約に関する正式契約を2024年11月に締結したことを発表しました。
同社は2024年7月に意向表明書(LOI)を締結し、その際に本機材導入の意向を公表していましたが、今回の正式契約により詳細条件が確定し、2025年10月にフランス・トゥールーズにて機体を受領することが確定しました。
同社は、ATR72-600型機の導入が正式に確約されたことは、前回の意向表明段階から大きな進展となり、今回の契約締結をもって、2025年10月の機体受領スケジュールが明確となり、運航準備をさらに加速することが可能となるとしています。
現時点で初年度は1機の航空機と2路線でスタートする予定ですが、その後の5年間で航空機を7機に、ネットワークを16路線に拡大するという野心的な計画を立てていることがわかっており、最初の路線は関西~富山・米子線となることが公表されています。Photo : JCAS