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キャセイパシフィック航空、香港空港の第3滑走路の供用開始も後押しして2025年1月にはコロナ前の水準を超える見込み

 キャセイパシフィック航空は、香港空港の第3滑走路が2024年11月28日から供用が開始されることに伴い、同社も準備が整ったことを明らかにしました。

 この第3滑走路の供用開始により、同空港を拠点とするキャセイパシフィック航空と香港エクスプレスは、運航便数を拡大することが可能となり、このようなことも影響して2025年1月にはコロナ前の水準を超える見通しであるとしました。

 またこれら2社により、現在約85地点である就航地を2025年までに100地点へ拡大する計画とし、今後も事業を拡大し香港空港の発展に貢献することになるとしています。

 今回の発表に伴い同社のRonald Lam CEOは「弊社の再建が第3滑走路の供用開始のタイミングが重なることを嬉しく思います。今こそ私たちはパンデミックを完全に忘れ、しっかりと未来に目を向けることができるのです。 私たちの拠点である香港空港の長期的な見通しに対する私たちの自信は、これまでと変わらず揺るぎないものです。3本の滑走路システムがもたらす多くの刺激的な機会を待ち望みながら、香港、中国本土、そして世界を結ぶ世界有数の国際航空拠点としての香港の地位を高めるために、私たちは引き続き尽力していきたいと考えています。」と述べています。
Photo : Cathay Pacific

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