エミレーツ航空のTim Clark社長は、A350シリーズの発注数を増加させる可能性があることを明らかにしました。
これはA350-900型機の初号機受領に伴い同社長が明らかにしたもので、777Xの認証遅れも影響してA350の発注数を増加させることに関心があるとし、A350-1000型機の導入についても引き続き検討しているとしました。
ただA350-1000については、エアバスとロールスロイスはトレントXWB-97エンジンの耐久性の問題を解決する必要があり、彼らがそれらの問題を解決しそれを証明できれば、私たちは話し合いの準備ができているとコメントしています。
同社長は、本来であれば今頃は85機の777Xを保有しているはずだったと不満を漏らし、度重なるボーイングの777Xの開発遅延に苛立ちを示しており、このようなことが影響して今後エアバス機の保有比率を高める可能性があります。
Photo : Emirates