事故・トラブル 国内LCC情報 新千歳空港 航空ニュース 貨物

新千歳空港で発生した使用中滑走路への工事車両の誤進入で北海道エアポートがお詫びを表明

 2024年11月28日に新千歳空港で発生した使用中滑走路への工事車両の誤進入を受け、北海道エアポートはお詫びを表明しました。

 このトラブルは、11月28日00時00分頃、スプリングジャパンの貨物機(JA82YA)が着陸許可を受け進入中、工事車両が同滑走路に進入したものとなります。

 このトラブルを受け運輸安全委員会は、重大インシデントに認定し調査を開始しており、同空港を運営する北海道エアポートはお詫びとして以下の声明を発表しています。

「2024年11月28日(木)0時00分頃、新千歳空港において航空機が進入中の滑走路へ、弊社の工事業務委託先の工事用車両が進入する事案が発生いたしました。本事案によるけが人及び航空機や空港関連施設等への被害はございません。本事案は国土交通省より「重大インシデント」に認定され、運輸安全委員会による調査が行われております。

関係各所の皆さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けしましたことを心より深くお詫び申し上げます。弊社といたしましては同委員会及び関係機関の調査に全面的に協力し、原因究明と再発防止を図り、より一層の安全安心な空港運営に努めて参ります。」

Photo : Spring japan

新千歳空港、高さ105mの新管制塔を整備し2028年9月に完成へ 国内2番目の高さに

国交省、気圧低下の警告システムが作動したANA便を重大インシデントに認定

米運輸安全委員会、航空機メーカーに対し滑走路上のニアミスを防ぐ安全システムの構築を要請