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タイ国際航空、2025年2月以降にアメリカへの直行便を復活させる可能性

 タイ国際航空は、2025年2月以降にアメリカへの直行便を復活させる可能性があることがわかりました。

 アメリカ連邦航空局(FAA)は、2015年にタイの航空安全の格付けを安全基準を満たしていないとしてカテゴリー1からカテゴリー2に格下げしましたが、タイの運輸大臣はFAAが2025年2月までにカテゴリー1に格上げする見込みであることを明らかにしました。

 これによりタイ国際航空がアメリカへの直行便の再開を検討する可能性が高いとみられており、どの路線を選定するかなどに注目が集まっています。なお同社は以前までバンコク~ロサンゼルス・ニューヨーク/JFKの2路線をA340-500型機で運航していました。

 現在タイとアメリカを結ぶ路線は存在しておらず、仮に路線再開となれば、乗り継ぎ需要を獲得していた日本のエアラインなどにも影響が及ぶことが考えられます。Photo : Thai Airways

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