エアカナダは、2025年4月からバンクーバー~マニラ線に就航することを発表しました。
運航は週4便を予定し、機材はビジネスクラス30席、プレミアム エコノミー21席、エコノミー247席仕様の787-9型機が投入されます。なお本路線は、同社にとって12路線目の太平洋横断路線となり、長距離国際線が更に強化させることになります。
今回の発表に伴い同社幹部のMark Galardo氏は「エアカナダの太平洋ゲートウェイハブであるバンクーバーから、年間を通じて直行便を運航し、マニラを当社のグローバルネットワークに加えることができて大変嬉しく思います。当社は、現在エアカナダが直接運航していない、急成長を遂げている大規模市場に拡大するという国際ネットワーク戦略を引き続き推進します。フィリピンは、両国間の長年にわたる絆を反映し、ビジネス関係や観光の機会が拡大している重要な市場です。バンクーバーの広範な国内および国境を越えたネットワークは、当社の国際線とシームレスに接続できるように設計されており、レジャーやビジネス旅行者のどちらにとっても、北米とフィリピン間の旅行がさらに便利になります。来春、お客様をお迎えできることを大変楽しみにしています。」とコメントしています。
現在フィリピンの航空市場は、急速に拡大を続けている状況で、これには国内外のエアラインが注目しており、日本~フィリピン間だけでも提供座席数が継続的に増加しており、今後もネットワークおよび便数拡大が期待される市場となっています、
また北米からフィリピンへの直行便も拡大しており、時代は確実にハブアンドスポークからポイントトゥーポイントへシフトしています。Photo : Air Canada