2025年の運航開始を目指す韓国のパラタ航空(旧フライ江原)は、A330-200型機のリース契約を締結したことがわかりました。
電子製品メーカーのウィニックスが新たなオーナーとなり、現在経営再建を進める同社ですが、2025年にはパラタ航空として再就航する計画とし、初号機はA330-200型機を導入する計画でリース契約を締結しました。
現時点で2025年3月に初号機を受領し、上半期内にヤンヤン~済州線に就航し、その後A330の増機およびA320型機の導入を予定して国際線などに進出する計画ですが、拠点空港はヤンヤンのほかに仁川空港と金浦空港も追加することを検討している模様です。なお同社はハイブリッドエアラインとして運航する計画です。
今後韓国の航空業界においては、大韓航空とアシアナ航空の統合によりLCCを含め再編される予定となっていますが、新興エアラインが入り込む余地があるのか注目です。Photo : Fly Gangwon