エアカランとエアバスは、A350-900型機を2機導入する契約を締結したことを発表しました。
A350型機の導入は、長距離国際線向け機材と発注されるもので、3クラス320席以上のレイアウトを予定していることを明らかにしています。また現在の長距離国際線用機材として運用しているA330neoに比べ15%輸送力が増加するとしており、国際線強化の一環となります。
今回の発表に伴いエアカランのGeorges Selefen CEOは「エアバスとの長年にわたるパートナーシップの継続として、今後数年間にA350-900型機を当社の機体に採用することを決定しました。これらの機体は、最近開設したバンコク経由ヌメア-パリ路線の運航に不可欠です。超長距離飛行への扉を開き、エアカランの事業拡大を可能にします」と述べています。
南太平洋のリゾート地のフランス領ニューカレドニアにおいては、政治的混乱により暴動が発生し、この影響を受け成田~ヌメア線は運休に至りましたが、近い将来路線が再開し、同型機が投入されることが期待されます。Photo : Airbus