空港 航空ニュース

高松空港、国際線エリア増改修工事を実施 ボーディングブリッジを増設し同時間に3便の受け入れが可能に

 高松空港は、2027年春頃のグランドオープンを目標に、国際線エリアを主とする旅客ターミナルビル増改修プロジェクトを推進することを発表しました。

 本プロジェクトは、四国・香川の玄関口としての受入機能の強化と空港サービスの向上、そして利用者の利便性・快適性を向上させ、地域の交流人口のさらなる拡大につなげることで、同空港の基本使命である「空港から人と街を元気に」を実現するものです。



Photo : 高松空港株式会社

 高松空港の2024年度国際線旅客数は史上最高となる46万人に達する見通しです。足元の旺盛なインバウンド需要を踏まえ、今後さらに多くの国際線を受け入れていくためには、施設容量を拡大し、より柔軟な受入体制を整えていくことが必要であることから今回発表の工事に着手します。

 現行の国際線機能の容量は同時2便の受入れに満たないところ、本プロジェクト完了により、同時間帯3便の受入れが可能な施設を目指します。

【国際線エリア増築工事】
*延べ床面積 : 約3300㎡
*建物階数 : 3階
*構造種別 : 鉄骨造
国際線エリア改修工事
*改修面積 : 約2,500㎡
【旅客ターミナルビル国際線エリア増築&改修】
● 供用開始時期(予定):増築部分:2026年8月頃、改修部分: 2027年3月頃
● 主な整備内容
・ 国際線チェックインカウンターの拡充【+25%】
・ 国際線搭乗待合室の拡充及び出発ゲートの増設【+50%】
・ 国際線到着エリア(入国審査場・手荷物受取場)の拡充【+100%】
その他国際線搭乗待合室内の商業エリア拡大も予定。

関西国際空港 航空機の発着枠拡大に向けて新たに5スポットを増設し計104スポットに増加

ワンターミナル化を予定する成田空港の整備ステップの追加情報

福岡空港、増改築が進められている国際線旅客ターミナルビルを2025年3月28日に供用開始