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マレーシア政府、行方不明となって10年のMH370便の成果報酬型の捜索を許可 2025年から捜索再開へ

 マレーシア政府は、行方不明となって10年のMH370便の成果報酬型の捜索を許可しました。

 今回の捜索は、アメリカの海底探査会社のオーシャン・インフィニティが同国政府に提案していたもので、発見に至れば7,000万ドルの報酬、発見できなれば無報酬という内容のもので、2025年初頭に正式契約となる運びとなっています。

 今回の決定に伴い同国のAnthony Loke運輸大臣は「内閣は、オーシャン・インフィニティの提案を受け入れることに原則的に同意した。この提案は、発見されなければ費用は発生しないという原則に基づき、推定される新たな捜索区域でMH370便の残骸の捜索を再開するというものだ。つまり、残骸が見つからなければ政府は費用を支払わなくて済むということだ。」と述べ、捜索再開に至った経緯と費用に関する情報を明らかにしています。

 乗客227名と乗員12名を乗せたB777型機で運航されたMH370便は、2014年3月8日にクアラルンプールから北京へ向かう途中で消息を絶ち、現在までに発見には至っていないものの、アフリカの海岸沿いやインド洋の島々に同機の破片と思われる物が打ち上げられており、最終的に同機は墜落したと断定されています。Photo:Pray for MH370

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