中国の航空機メーカーのCOMAC(中国商用飛機有限責任公司)は、カザフスタンのSCAT航空とカンボジアのアンコール航空とC919の販売に向けて協議を行ったとBloombergが報じました。
COMACは、C919の初の海外エアラインからの受注に向けて営業を強化しており、これまでにアジアを中心とした多くのエアラインと協議を行ったことがわかっています。
現在のところ、経済的にも両国の関係が強いガルーダインドネシア航空が導入に前向きであると報じられており、2025年9月に開催されるバリ国際航空ショーで発表されるとの憶測もあります。
現在の世界的な航空機不足は、COMACにとっては追い風となっており、エアバスとボーイングが2030年までの製造分をほぼ完売させていることから、早急に機材を確保しいたいエアラインにとってはCOMAC機が魅力的に映るかもしれません。Photo : COMAC