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マレーシア航空、運航を開始したばかりのA330neoの運航を停止 エアバスの品質問題であり責任を負うべきと不満を述べる

 マレーシア航空は、運航を開始したばかりのA330neoの運航を停止しました。

 先日同社は、A330-900neoの初号機を受領し、2024年12月19日からクアラルンプール~メルボルン線に同型機を投入しましたが、12月21日の運航便から航空機の技術的な問題を理由に同型機の運航が停止されました。

 この停止理由について同グループのIzham Ismail CEOは「マレーシア航空は、工場での品質不良に起因する一連の技術的問題に悩まされており、運航計画に影響を及ぼしています。根本的な原因は工場にあり、マレーシア航空の評判とブランドに影響を及ぼしています。メーカーは責任を負わなければなりません。新造機でこのようなことが起こるのは受け入れられません。」と地元紙のインタビューで不満を述べ、同型機の運航停止はエアバスの品質問題によるものとしています。

 この技術的問題の詳細は明らかにされていませんが、既に問題箇所の交換作業が開始されている模様です。なお現時点で復帰の時期は明らかになっておりません。Photo : Malaysia Airlines

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