サウディア(サウジアラビア航空)は、2030年のリヤド万博と2034年のサッカーワールドカップの開催に向け、保有機数と路線を倍増させる計画であることをがわかりました。
これは同社のPeter Bellew COOが明らかにしたもので、これら国際イベントの開催による航空需要の増加を見越し、2032年までに保有機材と路線を現在の約2倍となる約300機、約200路線にまで拡大することを目指すとしています。
また機材に関しては777XやA350シリーズの導入を検討していることも明らかにしており、幅広い路線網を構築する考えであることが窺えます。
同社はこれまでに成田空港への乗り入れを検討しているとの情報もあったことから、このネットワーク拡大には日本路線も含まれることが予想されます。なお同国のフラッグキャリアのリヤド航空も路線を数年内に成田空港の乗り入れることを計画しており、日本とサウジアラビアの交流は加速することになりそうです。Photo : Saudia