チェジュ航空は、大韓航空とアシアナ航空の統合による傘下LCCの再編を見据え、他社を買収することに積極姿勢である模様です。
現在韓国のLCC業界においてシェア1位の同社は、ジンエア、エアソウル、エアプサンの統合により2位に落ちることが予想されていますが、今後M&Aによりその座を譲らない方法を模索しているとみられています。
同社代表は、買収合併機会が来たときに必要なら積極的に対応するとしており、韓国紙などによれば有力候補となっているエアラインは、イースター航空とエアプレミアとしています。
ただエアプレミアに関しては、チェジュ航空とビジネスモデルが異なることから買収後も相乗効果は薄いとみられ、現時点で短距離路線に特化しているイースター航空がビジネスモデルが似ていることから、最も適したエアラインであるとされ、今後イースター航空などが協議に応じるかなどが注目されます。
いずれにせよ2025年の韓国のLCC業界は大きな変革期となるのは確実で、今後乱立したLCCがどのように再編されていくのか注目となります。