ベトナム大手LCCのベトジェットエアは、2機のC909を成都航空からウェットリースする契約を締結したことがわかりました。
このウェットリースは、旧正月に合わせたチャーター便で行われるもので、2025年1月15日からハノイ・ホーチミン~コンダオ間で同型機による運航を予定しています。
現在同社は、関係当局の承認手続きを進めている状況となり、ウェットリースながらC909が海外のエアラインによる運航実績はインドネシアに続き2か国目となる見込みです。
C909を製造するCOMACとしては、今回のチャーター便を通じてベトナム市場に参入する足掛かりとしたい考えとみられ、COMACは着々と東南アジア市場でのシェア拡大に向けて動いていることがわかります。Photo : COMAC