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ブリテッシュエアウェイズなどのIAGグループ、スターリンクWi-FiまたはAmazonのプロジェクトカイパーの導入に向けて協議中

 ブリティッシュエアウェイズやイベリア航空所属のIAGグループは、スペースXのスターリンクWi-FiまたはAmazonのプロジェクトカイパーの導入に向けて協議中であることがわかりました。

 同グループは、今後高速無料機内Wi-Fiの提供を予定しており、競合する2社と衛星インターネットサービスの導入に向けて協議を進めています。

 このうち1社は、既にカタール航空、ユナイテッド航空、ハワイアン航空、エールフランス航空をはじめとして大手から受注を獲得しているイーロンマスク氏率いるスペースXのスターリンクWi-Fiで、もう1社はAmazonが2025年に衛星の打ち上げを予定しているAmazonのプロジェクトカイパーのWi-Fiとなります。

 現在IAGグループは、導入を急がず2社を競合させるものとみられており、今後航空旅行で日常となることが予想される高速無料機内Wi-Fiを好条件で導入することを計画している模様です。

 現在までに日本のエアラインは、これら高速無料機内Wi-Fiの導入を決めておりませんが、将来的に5スターエアラインには必須のツールとなることが予想されており、各社協議を進めていくものと考えられます。Photo : British Airways

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